院長の小話

2007年03月24日No.6 「もうすぐ春ですね。初コンタクト」

3月4月は出会いと別れの季節ですね。
桜が咲いて、暖かくなって、寒い冬ともおさらばです。

「春から札幌の学校へ行きます」

新しい門出、たいへん嬉しい反面、少し寂しいです。

「実家が旭川なので、夏と正月には、また来ますね」

そう言っていただけるのが、何より嬉しいです。


また、コンタクトレンズを始める方が多いのもこの季節です。

高校に進学するので、就職するので、スポーツを始めるので・・・
理由は様々ですが、少しの不安を持って来院されるのは皆さん共通です。

「痛くないですか?」

私「きちんと目に合っていて病気がなければ痛いことはありません。レンズによりますが、最初は違和感がありますが、1週間くらいで慣れてくることがほとんどです。」

「目に悪いですか?」

私「コンタクトをしないのに比べると、悪いとは言いませんが負担はあります。でも、コンタクトレンズをすることによる利点もあります、例えば、強い近視がある方は眼鏡よりも自然な見え方ですし、スポーツなどでの激しい動きでも大丈夫です。コンタクトレンズの負担よりもコンタクトレンズの利点が上回る時には、してもいいと思います。ただ、しなくてもいいのならしない方がいいです。」

「年齢的にできますか?」

私1「基本的には中学生以上のお子さんで、レンズの管理ができることと、定期的に目の状態を見せてもらうのが条件です。もちろん保護者の方と一緒に管理してもらってもいいです。しかし、スポーツの時だけにしてもらうことが多いです。」

私2「着物を着るときにコンタクトをしたいとか、運動や旅行の時にコンタクトをしたい方が増えています。遠近両用タイプもありますし、落としたりなくしたりするのが心配の方は1日使い捨てレンズをおすすめしています。装着練習をゆっくりしていただき、1回でうまくいかない場合は何度か通ってもらうことも可能ですので、皆さん問題なく装用されています。60代の方でも、問題ないと思いますよ。」

御不明な点やご相談がありましたら、遠慮なくお電話ください。

初めての受診の時は、ぜひお父様、お母様もご一緒に

お子様が初めてコンタクトレンズをされる場合には、お父様、お母様も充分コンタクトレンズのことをご理解した上でお使いいただく方が安心かと思います。
検査の結果、中にはコンタクトレンズを使えない方もいらっしゃいます。ぜひお父様、お母様ご同伴で来院ください。

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