院長の小話

2007年06月28日No.10 ペットに愛を-犬用コンタクトレンズ-

最近、小話とは名ばかりで長文続きですので、今回は本当に小話です。

妻が風邪を引いて、寝込んでおります。家族の健康、自分の健康は何よりも大切だと実感します。
人間に限らず、ペットも今では大事な家族の一員です。病気や調子が悪くなるととても心配になります。

犬用のサングラスは良く見かけますが…

犬の眼球は、たいへん人間に近いです。水晶体という部分が濁り白内障にもなりますし、最近では、犬用の眼内レンズもあり、人間と同様に手術が行われております。

最近、犬用のコンタクトレンズがあるのを知りました。「コーニアルバンデージわん」という製品です。人間用とは違い、視力矯正が目的ではなく、角膜などの病気の治療に使うものです。

例えば、犬は眼病になると、気になって自分で触ってしまいます。そうすると、菌がついたり、傷が治りにくかったりで悪化してしまいます。そういう場合の保護に使い、痛みをやわらげるそうです。

レンズを見つけた時は、「(人間と同じように)犬の痛みを少しでもとってあげたい」というメーカーの熱意が伝わってきて私はたいへん感動しました。

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